革の素材

皮には生まれた時からあるアザ、シワ、ホクロ、動物同士の戦いでできた傷など

まっさらな、何のキズもない革はなくそれが自然で生きてきた証拠でもあります。


生きていく時間の経過と共に自然と増えていくもの。

素材というだけで考えたら、布地の方が安定した品質で扱うのが容易です。

でもあえて私が革という素材を選んだのは、

そのひとつひとつの個性ある素材が人と同じだなぁと魅力的に感じたからです。

みんな違う、個性と思い、それぞれを生かせるって素晴らしいなと思えました。

 

革素材は食用のあとの副産物で得られる貴重なもので

先人が素材を生かす知恵を引き継いできたから

皮→革になり、今現在こうしてありがたく使うことができる。


長く愛用していただける”もの”が作れたら、

命以上の長さを生きることができる素材になる。

そんなことを思いながらじっくりと時間をかけて企画しています。